yukarinの映画鑑賞日記+

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外事警察 その男に騙されるな

2012/06/02公開 日本 128分
監督:堀切園健太郎
出演:渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子尾野真千子田中泯、イム・ヒョンジュン、遠藤憲一余貴美子石橋凌

誰も手をつけられなかった“裏の世界”遂に映画化

東日本大震災の混乱が続く、2011年の日本。原子力関連部品のデータが、某大学の施設から盗み出される事件が発生する。警視庁公安部外事課の住本(渡部篤郎)は、不正輸出にかかわっているとマークしていた奥田交易の社長夫人・果織(真木よう子)の経歴や行動パターンを調査。彼女を協力者として取り込む住本だったが、何者かに刺されてしまう。やがて、その襲撃が日本にひそんでいる韓国人工作員から警告であることが判明し... (シネマトゥディより)


外事警察とは、外国人のスパイ活動や国際テロの脅威に対する警戒と捜査を行う警視庁公安部の諜報部隊のこと。いわゆる日本のCIAですね。その“日本のCIA”警視庁公安部外事課の活躍をえがいたおはなし。もろ~私の好みの内容です。

この作品はチラシを見て初めて知ったのですがもとはNHKのテレビドラマだそう。ドラマのスタッフ・キャストが再集結してスケールアップしての映画化。ドラマ見たかったなー。監督はもちろんドラマと同じ。

いかにもNHKドラマという暗くお堅い感じで物語も難しいのでは?と思ったのですが、あちらこちらに伏線は張られていたけれども分かり難いものでもなかったし、ドラマを見てなくてもすんなり物語に入れたし、なかなかひねりの効いた内容で、いや~ほんと面白かったです!!

冒頭の果織が警察に保護されるシーン....これを冒頭に持ってきた所がうまいな。サブタイトルの“その男に騙されるな”には確かに騙されたわー。まぁ騙されたというか、観終わった後になるほどそういうことなのか~とニヤリとしちゃうのがいい。

それにしても震災で廃墟と化した大学から原子力関連部品のデータが盗まれるという設定は思い切った設定ですな。でもリアリティある。そして国名は出してないけどどう見ても北朝鮮だと思うし。日本の外事警察に、韓国の諜報機関NISも絡んできて~テンションあがりますわー。

今回、外事警察の存在や活動がわかったのが面白かった。実際に元外事警察の人にも取材してるそうだからかなりリアルに迫った内容なのだと思われます。しかしこれ以上は手が出せない部分もあって、そこは“協力者”の存在が重要。これがかなり危険な役目であってハラハラさせられる~。実際はどこまで危険なことをやらされるのかはわからないけれども。

うふふ、好きな渋い俳優さんばかりよー。特に渡部さん渋くてカッコ良かったー。ハマリ役ですね。なかなか流ちょうな韓国語も聞けてニヤリ。感情を出さない役だから冷たそうに思えるけど実はそうでもなかったり、でも何を考えてるかわからない所が惹かれるなー住本!

ちょっと気になったのは、後半でカウントダウンしてるっちゅーのにみんな冷静に話してるのはどうなんかなと。慌てなくていいのかー、それに一般人の果織がこれまた肝が据わってるというかなんというか....真木さんSPのイメージが強いんでオトコマエに敵をやっつけてそうでただの女の子の母親という感じではなかった、、、。

ぜひ続編作って欲しいですね。もっと住本の活躍を観て観たいです。
シリーズ化しましょー。

 

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外事警察 その男に騙されるな
麻生幾,古沢良太
イースト・プレス